㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

安定して儲かるため?
続けていくため?
食っていくため?
もちろん、これら目的でもいいだろうが、「経営」をするというのは、常識とか希望的観測は、通用しない世界である。理不尽に襲われたり、なんで?というような事が起こる。予期しない出費、大抵のことは、絶対に上手くいかない。これが経営の現実である。

こうした中で、経営者はこの逆境をいかにしてプラスに変えるかが試されている。何もしなくても儲かる・・方法なんてないし、多少頑張ったからといってすぐに儲かるものでもない。周りから見ても、あれで儲かるのか?というような状況を、自ら作り出す、それが経営者のあるべき姿。

楽天モバイルが、いよいよ復活の基調を見せている。参入当初2020年頃は、散々叩かれ、絶対に失敗すると言われていた。電波は悪い、今からインフラ、基地局を作るのか?予算は6000億円・・だったのが、気づけば1兆以上に膨れ、さらには、資金確保のために、事業を売却したりなど、ネットでも散々叩かれた。
今現在、契約者は700万人を超える勢いで、1,000万人を超えると採算ベースに乗ると、予測されている。
始めた当初は、誰もが「絶対に無理だ」とか「無謀だ」とか、「目立ちたいだけ」とか、やんややんや言われていたが、三木谷さんが経営者として不可能を可能に変えるチャレンジを続けた結果、がこうなったのだろう。

絶対に儲からない産業はないし、絶対に儲かるという産業もない。あるのは、儲けることのできる経営者かどうか。経営が悪いのであれば、経営者が変える、不可能を可能に変える、そのためには今の自分に何が足りないのか?を真剣に考える必要がある。