㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
「実力」とは、何か?
経営における実力とは、なんのことか
実力とは、「結果」である。
過程ではなく、結果が出せる力を実力という。
だからこそ、結果には「運」も必要とされるわけだが、運も実力の内となるわけ。
明確に
「実力」=「結果に+(プラス)の影響を及ぼす能力」のこと、となる。
酪農経営でいえば、売上を増やす能力、経営面に特化すれば、会社を潰さない能力、というわけです。
「結果」の影響を及ぼさないことに、夢中になることを、「足踏み」という。これが典型的な3Gのような分かりやすいモノだけならいいが、一見すると仕事に結びついていそうな「足踏み」も多い。
「実力」=「結果」の上で、我々経営者が取るべき道は、自分の実力にあったステップを1つ1つ刻むこと。刻むこと。経営者として、今自分の立ち位置がどこにあるのか、優秀な素晴らしい経営者をAとしたら、自分はBなのか、Cなのか、ほとんどの人は、Bという認識ではないだろうか。本当にBなのか?
Dかもしれないし、Eかもしれない。
経営者としての、自分の今の「実力」を知ること、実力は結果である。
自分の実力を正確に把握できているのか?
自分の実力を正確に把握することは、恐怖である
もしかしたら、自分が経営者として本物の無能かもしれない・・・という恐怖がある。これは誰にでも起きる恐怖で、その恐怖を避けるために、あーでもない、こーでもない、と先に言い訳をいっぱいするわけです・・はい。そして、どこかにあるはずの「答え」を探してしまう。その答えは、どこにもありません。
しかし、ここではっきり言えるのは、経営においての無能の証明(かなりきつい言い方になってしまうが)は、会社を潰すことであり、それ以外ではあり得ない。会社を潰してしまってからでは、もはやどんなことをしても、復活することはない。潰れかけと潰れたには、大きな差がある。それが本当に怖いことである。
経営者なら、ここを間違えてはいけない。