㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
2024年度(2025年3月末)現在
北海道の酪農件数
・・・4,500件 生産乳量は400万トン
このうち、メガファーム(年間1,000トン)割合は
・・・1,091件 24.3%
この25%で、全体の 61% 、6割を生産している状態である。

誰もが分かるように
酪農件数は、4500件から徐々に減っていく、しかし、生産量400万トンという数字は、維持もしくは微増。さらには、このメガファーム割合は、毎年少しずつ増えていく。
という当たり前の予測が成り立つ。
そうしなければ、今後、10年先に生き残ることができない、というのが現実である。
この予測を誰でもわかっている中で、個々の経営者がどう考えて、どう行動していくのか。ちなみに、年間150〜200件ほどずつ減少している。メガは30~50件ほど増えているだろうか?
この流れは、北海道だけでなく、都府県でも同じで。この割合は変化している。
さらには、酪農界隈だけではなく、畑作も同じ流れが起き続けている。
中には、小規模で高利益を実現している経営もあるだろう。が、それは主流ではない。ごく一部である。北海道の39%の3400件に全て当てはまるようなことは、あり得ない。