(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。
2019年10月より増税と共に日本政府もキャッスレス化を促進させようとしています。建前は2020年の東京オリンピックの時の海外からのお客様のためとは言っていますが、明らかにその狙いは違います。
ただ、これは私たちにとっても決してまずいことではありません・・
キャッシュレス化やカード決済が増えることは、それはお金の動きが明確化することになります。単純に脱税防止や確定申告しやすく狙いがあるとは思いますが、僕はそれだけではないように思います。
その先は、銀行の更なる統合と淘汰です。
このキャッシュレス社会が加速すると間違いなくネット決済が増えます。
一度でもカード決済した方はわかると思いますが、カードで支払うことは非常に楽です。小銭もいりませんし、お金を下ろす手間もいりません、更にポイントがついてくるなんて超お買い得!となります。もちろん、使いすぎるリスクがありますがそれは当人の問題でしょう。
このことと同じで銀行窓口で振り込んでいる方が一度ネット決済を行うと、もう窓口に行こうとは2度と思いません。そうなれば、今の銀行の窓口は必要なくなります。年配の方への配慮という声もありますが、僕は年配の方こそネット決済すべきだと僕は思います。だって、時間や日時を気にしなくても振り込みできるんですよ。このように間違いなく、銀行窓口は減り、銀行の支店も減るでしょう。更に振込手数料も暗号通貨の影響も受け、今後どんどん下がるでしょう。
間違いなく今後銀行の数と窓口は減ります。
あの銀行のATMの1台当たりの維持費がなんと年間200万だそうです。これを減らすだけでも大きなコストダウンになるでしょう。でも、どんどん銀行の業務は減っていきます・・
そんな中、銀行は「口座維持手数料」なんてモノを徴収するらしい・・これは海外の銀行では一般的だそうで、年間2,000円~10,000円くらいが一般的のようだ。今までの口座はサービス!ということだそうだ。
今でも学生の就職ランキングでは上位にいる「銀行」。果たして今後彼らの収入源はどのように変化していくのか?また、そこにデジタル通貨である「暗号通貨」はどう絡んでくるのか?非常に楽しみだと思います。
あなたの経営の参考になれば・・・