(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

世界1位の起業家「イーロンマスク」について知りたい時に読む話し。

PayPalの買収によって得た資金170億円を元に、宇宙事業の「スペースX社」と電気自動車の「テスラ・モーターズ」を設立しています。
「スペースX」では宇宙船、宇宙ロケットなどの宇宙事業を展開。宇宙事業は、顧客も売り上げもない時期がかなりの期間あり、常に赤字のため国営産業であることが多い。民間ベンチャーでの宇宙事業は2000年代に多くが起業しているが、資金をエンジェル投資家やベンチャーキャピタルが集めている。

なぜ、イーロンマスクや日本ではホリエモンも始めこの茨の道である宇宙事業を目指すのか?
・今あるロケットや人工衛星が車でいうところの「アメ車」のように燃料効率やサイズ感で無駄が多いため、それを改善できることで大幅なコストカットができるためそこに商売チャンスがあることなどが言われています
・決していいことはではないが、昔は戦争で有利になるために技術開発が大幅に進んだ。ミサイルの命中率を上げるために数学が研究され、無線の連絡網のためインターネットが開発されたのは有名な話です。今や大きな直接戦争よりも経済戦争に置き換わっている現代、その役割が宇宙事業へと向けられていると僕は思う。
・もし火星への移住が可能となった場合、もし地球に予期せぬ不幸が起こった時に人類の絶滅を免れない・・という恐怖を払拭するためとある。さすが、世界最高の起業家は考えるスケールが違いすぎる・・

「テスラ・モーターズ」の電気自動車。電気自動車はいかに大別される。
HV:ハイブリット車 エンジンと電気モーター
EV:エレクトリック車 電気モーターだけ
電気自動車は化石燃料を使わず、電気で動くことで地球環境に優しい意味が使われますが、それだけではありません。
・燃費が良いこと(ガソリン 1.057円/km、電気 0.197円/km)
・エンジン構造がシンプルになる
 →ガソリンエンジンが違って電気モーターの方が構造がシンプルになっている
・今はコストが高い(車体コストが高い)
自動運転化になると電気自動車の方がコストが下がります。

などなど今最先端事業を複数経営しているイーロンマスクが世界1番の起業家と言われる所以ですね。

(3)に続く