(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。

今年、北海道で試験が開始されるそうです。
牧草地の雑草を「人工衛星」や「ドローン」を使って瞬時に識別する実証実験が始まるそうです。牧草畑の更新のタイミングなど、除草剤散布などを検討する際の判断材料としては非常に良いのでは?

実際、個人農家であれば自分で収穫していればなおのこと自分の畑の状況を把握しているので必要ないように思うが、コントラやTMRセンターが進む中ではもはやシステム化してマニュアルを作成してその通りに対応しなければ対応できない状況に陥っている畑も多いのでは?という背景があるように思う。
また、大型化が進んだ牧場ももはや1人で管理するのは現実的に不可能という判断がされてもおかしくないと思う。

この実験は、道東エリアの根室と道北の宗谷地域で行うとのこと。
衛星やドローンを上空にあげて「特殊な光」を当てると牧草か雑草かの判断がすぐに分かるという仕組みらしい。牧草地は畑に比べ、斜面など条件が悪いところが多かったため、「解析」が進まなかったよう。技術が確立されたため、試験に到った模様。

あなたの経営の参考になれば・・・