(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。
外国人労働者は今後増え続けると言われています。その理由としては、日本はこれから少子高齢化のために人口が減っていくため、今後の労働力確保のために移民は必要。だから、これからも増え続ける。という理屈な訳です。
また一方、外国人が増え続ければ「犯罪が増える」「治安が悪くなる」と言う方々もいらっしゃいます。一概に外国人労働が増えるということはYesともNoとも言いづらい案件です。
このブログでお話しする内容は数字の事実でまとめています。あえて僕の個人的見解を外して客観的事実のみをお伝えしようと思います。
今現在、日本の移民受け入れ人数はなんと「39万人」・・・これはドイツ(201万)、アメリカ(105万)、イギリス(48万)に続き、世界4位の人数です。僕もこれには驚きました。日本って世界からもいまだに鎖国している印象があるようです。が実際はかなりの数の移民を受け入れています。
外国人労働者の数は直近6年では年々増えて今では146万人の方がいらっしゃるそうです。このうち約3割は留学生。学生さんですね。その他が技能実習生だったりするそうです。この外国人労働者の割合で一番多いのが、「中国40%」その次が「ベトナム25%」フィリピンや韓国、ネパールなどと続くそうです。ベトナムの方は前年比31.9%でここ最近急激に増えているようですね。
[理由]としては、ベトナムの平均年収は約26万だそうで、日本に技能実習生(3年)として働く場合、現地のブローカー経由で約80~100万ほどの借金をして訪日するそうですが、3年で200~300万を持って帰れるというのはかなり魅力的との認識だそうです。
彼ら技能実習生が働く職場は、小規模事業者のところだそうです。30〜100人未満の事業者のところで働く人約55%ほど。残りは100人以上の事業所になるのですが、おそらく小規模事業者の場合の方が件数が圧倒的に多いという意味なのでしょう。また、その職種も「製造業30%」「サービス業16%」となっており「農業や畜産業」ではその他に分類されています。最近、畜産業でもかなりの数の外国人労働者がいるように感じますが、その何倍も製造業やコンビニなどのサービス業で働いているようですね。
あなたの経営の参考になれば・・・