(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

先日、新築牛舎を建てた方から視察の団体さんが来るので、対応に同行してくれないか?という相談を受けたので対応するにしました。
その時に思った話し。

視察される方はもちろん色んな目的を持っている。これから投資しようとする人や、今の経営をそのまま継続していれば良いと思っている方など様々。これはいつも感じるが、実際に来られる方で本当に真剣な人はごく一部、ほとんど冷やかしのレベルだと思っています。
そんな中で「どうしてこの建築業者を選んだのか?どうしてこの牛舎のスタイルを選んだのか?」と聞かれた時に、試しにこんな答えをしてみました。

「オシャレ」だから。

牛舎がオシャレの方が良いと思う・・建てた人が大袈裟にいうと一生、30年〜40年働くのかみしれない。その職場がオシャレなんて、毎日の仕事のテンションが上がりますよね?という意味だった。そしたら、同行してたJA職員の女性が1人、フンフンと頷いていた。他の男性、15人ほどはポカーンとしていた。
「あれ?外した」・・wwと思いました。
「確かにこの牛舎オシャレだよね〜」とか「気持ちよく仕事できそう!」とかの声が若い人から出るのかな?と思ったけど、そんなことは無かったです・・

世代格差による捉え方の違いももちろんあったと思います。
でも、そんな問題じゃない!と僕は言い切らせてもらいます。
今回のブログでなんで「オシャレ」じゃないといけないのか?について語ると長くなるので割愛するけど・・まだ酪農家さんの意識にまだまだ浸透していないのは僕の発信力がまだまだ弱いせいだと感じました。
なぜなら、視察に来られた半分くらいの方が僕のYouTubeをご覧になっている様子でした。もっともっと「カッコイイ仕事」としての認知を上げていきたい!と僕は本気で思っています。
それがこれからの後継者たちへ残せる大きな財産だと思うからです。

あなたの経営の参考になれば・・・