㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

未来の技術がとうとう実装された話し

心臓が悪い患者に対して、人間の心臓移植はできなかったケース。
→ この患者は容体が悪く、人間の心臓移植は適さないと医師団の判断を受けていた

さらに、「死ぬか、この移植を受けるか」という2択しかなかったために、豚の心臓移植手術に踏み切ったとのこと。

もちろん、この豚の心臓は、遺伝子操作され「免疫反応」が出ないように、されている。クリスパー技術だろうか?

無事、手術は成功して患者は生きている。

心臓移植が必要な患者は、アメリカでも10万人以上いて、1日17人ずつ、心臓移植を待ち望みながら死んでいるという。

この豚の心臓という「異種移植」が、定着されれば、かなりのヒトを救うとされていて、期待されている。実際に、豚の心臓弁の移植は、すでに治療法として確立されている。

実際に、心臓移植に成功できれば、10年生存率は90%以上と、術後のケアに関しても確立されつつある。

今後10年以内に、この「異種移植」技術の確立を個人的には望んでいる。