㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営における目標設定の重要性

ある実験結果がある

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結果はもちろん、2回目の方がタイムが良かった。
これは何を意味しているのか?

同じ距離のはずが、ゴールの設定によって、「結果に差が生じる」ということ。
これは、ゴールが見えるその終了が近いことがわかると、脳の集中力が落ちてしまうことを意味している。これは、ある意味、本能に近いことで意志の力でなんとかできることでもない。
昔から言われている、「勝った」と思った瞬間に油断する・・・とか、白い歯を見せるな!とか、そういった類いに近いことだ。

これを経営に置き換えると、やっぱり目標設定が高い人と低い人では、行動に差が出てくる。目標設定が高い人は、本当に今のままでいいのか?という自問自答を常にしている。なので、改善も早いし、行動のスピードもはやい。躊躇っている暇なんてないし、やらなきゃいけないことが山のようにあるから。

さらには、目標設定が高いメリットはもう1つある。それは、「考えることが増える」ということ。その高い目標をクリアするために、どうすればいいのか?今のやり方でいいのか?もっと、いい方法は?など、考えさせられる。
みんなが思う普通のやり方でできる経営なんて存在しない。自分が自分のために、どこまでできるのか?それが経営には重要なのであるが、多くの人は、「これは自分のせいじゃない」と逃げがちである。

このブログをご覧の経営者の方はぜひ、高い目標を設定してほしい。