㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

人の気づかないところに心を配り
どんなリスクも恐れず
誰よりも大きな夢を抱き
不可能に挑戦する
—–ハワード・シュルツ&ドリー・ジョーンズ・ヤング

スターバックスも当初はわずか6店舗、従業員1,000人以下という地方起業から、店舗1,300、従業員2万5千人以上の世界的企業へと成長させ、全世界にまだまだ店舗を拡大している。僕の住んでいる北見市にも、ここ1年で2店舗できた。
そんな、スターバックスを世界的な企業に育てた代表取締役の言葉が、この本のプロローグに書かれている。

人の気づかないところに心を配り
どんなリスクも恐れず
誰よりも大きな夢を抱き
不可能に挑戦する

人の気づかないところに・・・とは、どういうことだろうか?
僕は、これは、多くの人は気づいているが、どうしても・・・「やりたくない」「気が進まない」など、ついつい後回しにしがちだけど重要なこと、例えば、従業員募集や採用に関すること、非常に重要だけども、ものすごい時間とお金がかかることで、経営者としてついつい後回しにしたくなるが、これから逃げていては、この先、自分の経営を安定させることができないのは、自分が1番分かっている。
もちろん、優秀な人材が来ることは保証されていない。
でも、それに対して最大限努力してやっと、成果が60点になるくらい。

他にも、経営における会計知識や財務の知識を勉強すること。経営者の評価は数字でされる。決して、感情や人柄だけでは評価されない。あの〜〜社長は、良いやつだけど、経営が火の車で危ない・・となれば、それは取引してくれる会社も減る。が、一方で、あそこの経営者は性格は悪いけど、経営はしっかりしていて、お金を払ってくれるとなれば、取引してくれる会社も増える。
経営者は、まず数字(キャッシュ)ありきだということ。この事実から、逃げる経営者も多い。この数字をよくするためには、それなりに勉強が必要だからだ。そこには、同じように時間とお金がかかる。

どんなリスクも恐れずに・・・経営は常に「リスク」がある。なぜなら、お金を使わないで、利益を得ることはない。経営は常にお金を使って、それ以上のリターンを得ることが基本である。つまり、常にリスクがあるのだ。そのリスクを恐るな!とは、そのリスクを計算できる素養が必要ということだ。

そして・・・・ここから、皆さんも自分の経営に照らし合わせてほしい。