㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

この酪農不況と呼ばれる時代になって、なお今こそ「大型投資」をしたいという案件が僕の周りに増えてきています。5年前にやっていれば・・そんな後悔も聞こえてきますが、それはそれ、過去に戻ることはできないわけで、かつ、この酪農不況のおかけで、今、自分の経営に足りないものが見えてきた・・そんな経営者も増えているわけです。

不況になって初めて、「今までと同じ経営スタイルではまずい」と本気で気づいた経営者が増えてきたという印象です。
このまま、脱脂粉乳の在庫が解消されるのか?
食糧自給率が低いといいながらの生産調整、米、牛乳、砂糖、本当に食料は足りないのか?
インフレによる消費減退・・人口減少による消費減退・・
こういった「経営の危機」に対して、どうやって自分の経営を考えるか・・そう真剣に考える経営者が増えてきた印象です。

そこで、こういった状況下で「投資」をするとなれば、先に宣言しておくと・・生半可ではありません。すでに、この投資の許可、融資が降りない、さらには、その解決の糸口が見当たらない、そんな相談が増えています。
これを読んでいるあなただけではありません。
教科書のように言ってしまえば、それは「当然」であり、不況で融資を受けようとは甘い、と言ってしまえばそれまでです。が、経営において必要な投資は、好景気だろうが、不況だろうが関係ありません。必要な投資は、必要な時にやるのが当然です。が、融資が通らない。でも、やらないと自分の経営が・・。さらには、周りにはそれに反対するヒト(敵)だらけ。打つ手もなし。四面楚歌。

絶望しかありません。

気持ちは分かります。
でも、ここで立ち上がるしかありません。自分の理想とする経営を追求するために、自分で考えた経営の手段を放棄することは、その時点で自分の経営を諦めることでしかありません。
僕はよくコンサル先に言います。
「どんな無鉄砲な計画でも、どんなに達成不可能と言われる計画でも、まずは自分が100%信じなければ、周りを説得することはできない」と。
もう1度、「絶対にやるんだ!」と、「できるまでやる!」という執念を復活させるしかありません。
これは口で言うのは簡単ですが、実際に行動するのは本当に大変です。ですが、それでも「絶対にやる!」という執念、もはやこの執念でしか「成功するまでやる」を実行できる方法はないと思います。

もう一度言います。絶対に四面楚歌になります。
でも、「絶対にやる!」ともう一度 心に決めて。