㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
日本電産、永守さんの著書にも書いてある忘れてはならない「恩人」が3人いる・・という話しがあります。
彼ら恩人のおかげで、今の自分がある。今では、感謝している・・とあるが、これは本音ではないと思う。本気でムカついたし、本気で〇〇したいくらい、なんだと思う。
経営していく上で、経営者として「リスク」をとってでもチャレンジしなくてはならない時がある。そのために、準備をして、覚悟をして、いざ!という時に、邪魔が入る。
経営コンサルとして、こういったケースに何度か相談を受けたり、自分自ら経営者として遭遇している。その時、やってはいけないことは「感情的に」なることであるから、グッと我慢をしなくてはならないのだが・・耐え難い屈辱を受けることがある・・けど、我慢しなくてはならない・・のだが、怒りがおさまらない。という時がある。(文章がめちゃくちゃだが許してほしい)
経営者で、チャレンジしようとすればするほど、こういった境遇にあるだろう。今までと違うことをしようとすれば、余計にそう感じると思う。
あのユニクロの柳井さんの著書でも、店舗を増やすために銀行との交渉を終えた後で、「9.11テロ」が起きてその約定をひっくり返されそうになった・・というエピソードの中で、著書に怒りが滲み出ていた。
そして、冒頭の永守さんの著書。似鳥さん、稲盛さん、皆さんの著書にも、同じような場面が出てくる。
皆、同じような経験をしているのだ。
耐え難い屈辱と、それに至るまでの準備と覚悟と投資を無駄にさせられるような・・そんな理不尽。
ここで「感情的に」なってはいけない。
どうにかこうにか、方法は分からないが、どうにかして冷静にならなくてはならない。そして、今もっとも重要なことは何のか?そして、それを達成するためにできる合理的な方法を考えなくてはならない・・のである。
気持ちは分かる。経営者としてあなたは間違っていない。だからこそ、今できることを粛々と冷静にやるべきなのだ。