㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営しているとよく分かることが、経営者が「成長したい!」と思わないと、会社は絶対に成長しない。「こういう会社にしたい!」という長期ビジョンがなければ、成長しないのである。
自動的に?たまたま?経営が繁栄していくなんてことはあり得ない。

成功する会社、成長する会社に共通しているのは「正しいこと、小さいこと、基本」を徹底的にやり切っているということ。一見するとどこの会社でもできているかのように思ってしまうのだが、ほとんどの場合できていない。やる以上は、徹底して、100%正しいこと、小さいこと、基本をやり続ける。そういった1歩1歩がとても大事なこと。たかが1mmの差が、先にいけばいくほど、後になればなるほど非常に大きな差になってくる。
毎日、基本をやっていれば、解決できるはず!なのだが、その基本が基本のままにできない、できていない。「毎日、毎日、飽きても飽きてもやり続ける」ことが重要となる。

こうした基本の積み重ねが、将来の成長の1歩となる。

経営が悪くなってくると、どうしても・・・楽することばかり考えてしまう。仕事へのモチベーションが上がらない・・し、やる気が出ない、だから、どんどん仕事の基本を減らしてしまう。経営が悪い時こそ、やるべきことを増やしていかないといけないのに。悪い時こそ、行動、実践、実行しなくてはならないのに、気分が乗らない、体が動かない、どんどん仕事の質と量、両方が落ちていく。これでは、経営を回復することは厳しい。ここで、「何くそ!」と歯を食いしばり、奮起で持って、やるべき事を増やせたものが復活できるのだ。
こういった負のオーラを纏っている場合、行動、実践、実行しかない。
頭で考えても、結局はマイナス思考にしかならない。悪い方悪い方にしか考えない。頭で考えるよりも、行動していくしかない。行動で、プラスに変えていくしかない。
冷静に考えて、経営状態が悪いときに仕事量を減らして上手くいく・・・なんて、魔法のようなことが起こるはずがない。