「指示をしておけば、部下が黙ってやってくれるだろう・・」という感覚、あるいは「本当にこの経費を使ってもいいのかどうか」その考えが緩いお金の感覚。
人間はどうしても、楽な方楽な方に流されやすい生き物で、一度「緩く」なってしまうとそこから逃れられません。
たとえ、細かく指示をしたとしても、本当にその仕事を完璧にこなしているのかどうかの確認を必ずしなくてはなりません。部下のミスだろうが、ミスはミス、これは任せたのではなく、放置してだけであり、確認作業を怠った上司にその責任があるという自覚が必要です。
よく、経費に細かい、経費を使わせてくれない、という不満を口にする社員の投稿をSNSで見ることがありますが、それはナンセンスです。重箱の角を突くような指摘をしているだけであって、経費を裁量性にして、ある程度の自由を持たせると、それは際限なくどこまで使ってしまうことになってしまいます。同じ部品が、そこら中に何個もあったり、経費を利用して不正利用する輩も出てきます。当然のように、上の人間が不正利用を一度でもやってしまえば、下の人間はそこでの罪悪感が出るはずがありません。家族利用の領収書を、仕事で切ってしまうケースも腐るほど見てきました。それは、この経費に対する考えが、「緩く」なってしまったケースに他なりません。

正常な経営者が目指すものに、この「緩さ」は、大敵です。常に自分を戒め、緩さを排除しなくてはなりません。