(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表 中野です。

トヨタ自動車の豊田章男社長は、何年か前からトヨタ自動車は車を生産して販売する会社から「自動運転というサービス」を提供する会社に変わらなければならないという話しをしています。

モビリティサービス(MaaS):モビリティとは動きやすさ、移動性を自動運転というサービスを使って行うこと

トヨタは日本を代表する車両製造会社ですが、もはやその製造業という未来ではトヨタは生き残れないという判断なのだと思われます。
優秀な社員と膨大な数の下請けを抱える日本の大企業のトヨタでさえも、新しい形へと変化しなければ、これから先の時代は生き残れない。会社が存続できないという認識なのでしょう。

このことは我々の酪農にも言えると思います。
酪農といえば「搾乳」「発情発見」「繁殖」といった酪農を代表する仕事がAIやロボットに置き換わっていっています。今日もコンサル先で搾乳ロボットを導入して3ヶ月の方が「発情発見機、結構敏感に感知してくれてるわ。これなら繁殖良くなるわ」と言っていました。いくら熟練したヒトでも多くの頭数を休まず管理することはできませんよね。
酪農という重労働の仕事でも、「管理能力」が問われるようになっています。
マネジメント能力、牛のトータルコーディネイトと言いますか・・・

このようにトヨタの豊田社長が敏感に察するように、この酪農業界の未来も気づかない間に少しずつ変化が起きているようです・・・

あなたの経営の参考になれば・・・