(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

最近、流行りのスタートアップ企業をご紹介。今までは死んだらお墓に入ることが当たり前でしたが、最近は子供がいないのでお墓の管理ができない・・ということで、死後のサービス企業が色々なサービスを考えています。その1つがこのデスビジネス、「Better Place Forests」直訳すると、より良い森で・・という意味ですね。

この会社 Better Place Forests は、石のお墓の代わりに綺麗な森の木をお墓に選んで、それを自分のお墓に見立てて埋葬してくれるサービスです。何とこの会社、名前からアメリカ企業なわけですが、50億円規模の資金調達をしている会社なんですね。このデスビジネス、終活ビジネスは1.5兆円規模あると言われている、今なかなかにスタートアップが鎬を削っている分野でもあります。

非営利企業ではなく、営利企業でもあります。だからこそ、投資には積極的ですでに1,000本の木を販売中で、森、森林自体を7つ所有しているそうです。日本でも田舎こそ流行りそうなビジネスですよね?(僕も山買ってやろうかな?)
このビジネスが伸びている理由の1つが、この森や木が増える!という、環境問題に絡めた事業なわけですよね。今流行りのSDGsも絡めたということで人々の関心も高いそうです。

具体的には、「木を購入」して、その根っこに「遺灰を埋め込んでくれる」そうです。そして、その木自体が墓標となり、地球に貢献していく・・・というビジネスになるそうです。これから高齢化社会と終活問題を抱える日本にもピッタリじゃないのかな?と思いますね。
因みに、大きい木だと高くて1本200万円くらい、細い木だと1本15万円くらいからだそうです。更には、もしも万が一このBetter Place Forestsが倒産しても、森がしっかり管理されるように、すでに手配もしているそうです。(掘ったら骨が出たとか、ほったからしも困りますものね)

自分も子供がいないから、あと20年もしたら真剣にこの終活に関しては考えておかなくてはいけません。こんなサービスがあれば、利用したいですね。